New「FEELCYCLE漕ぎ方のコツ」を公開

FEELCYCLEとb-monsterの特徴・楽しさ比較

FEELCYCLEとb-monsterの特徴・楽しさ比較 コラム

FEELCYCLE(暗闇サイクリング)b-monster(暗闇ボクシング)、それぞれの魅力を独自の観点でまとめてみました。

僕はFEELCYCLEとb-monsterの両方に通っているので、同時通いしているからこそ分かる違いを紹介していきたいと思います。

どちらか一方、あるいは両方に入会を検討している方の参考になれば幸いです。

FEELCYCLEとb-monsterを7項目で比較

FEELCYCLEとb-monsterの比較表を作成してみました。

公式サイトに書いてあるような項目ではなく、実際に通ってみないとわからないような観点でまとめております。

項目FEELCYCLEb-monster
運動強度イージーから超ハードまでノーマルから超ハードまで
難易度普通〜難しい難しい
動作の種類シンプルで少なめ複雑で多め
動作の自由度なしあり
雰囲気明るい、爽やかダーク、かっこいい
指導スタイル主に励まし系パフォーマーによる
接客スタイル能動的受動的

それぞれの項目について、詳しく紹介していきましょう。

運動強度

比較表_運動強度

まずは気になる運動強度ですが、「どちらも同じくらい、簡単な有酸素運動〜極限まで追い込む超ハードな高強度トレーニングまで可能」です。

ただし、強度の調整方法がそれぞれ異なります。

FEELCYCLEは強度別にプログラムが分けられていて、基本的にプログラムで強度を選択できます。

FEELCYCLEの場合、レッスン中は基本的に全員で同じ動きをしていくことになり、自由に動いて良いフリーパートみたいなものはありません(唯一、ランという全力で漕ぎまくるパートがあるのみ)。ですので、運動強度は基本的にプログラムの構成に左右されるというわけ。

プログラムは低強度のものから、アスリートでも完走不可能レベルの超高強度のものまで揃っています。

一方b-monsterの場合、強度の感じ方は、個人の取り組み方によってかなり大きく変わります

例えば、レッスン中によく出てくるバーピージャンプであれば、

  • どれくらい高くジャンプするか
  • どれくらい深くスクワットを入れるか
  • プッシュアップを入れるか入れないか
  • どれくらいのスピードでやるか

など、どう取り組むか次第で強度が高くも低くもなります。

パンチも同様で、どんなフォームでどれくらいのパワー・スピードで打つかによって、感じる運動強度には天と地ほどの差が生まれます

1つの動きの中に強度が変わる要素がいくつもあって、どう取り組むかは個人の自由なんですよね。

ですから、どのプログラムを受けたとしても、取り組み方次第でイージーにも超ハードにもできちゃうんですよ。

また、b-monsterにはフリーパート(好きなサーキットやパンチをして良い時間)があって、ここで何をするかによっても強度は大きく変わります。

一応プログラム毎に強度の目安が書かれているのですが、上述の通り個人の動き方次第で大幅に体感強度は変わってくるので、あまり参考になりません。

難易度

比較表_難易度

FEELCYCLE・b-monster共に、「本格的な運動は初めて」という方でも、20~30回程度通えば大体の動きは何となくできるようになると思います。

ただし、何となくではなく本当の意味で正しいフォームを追求しようとすると、どちらも同じくらい難しいと言えるでしょう。

どちらの方が簡単、と一概に言えないくらい、それぞれの動作は奥が深いです。

FEELCYCLEはただペダルを回すだけだと思われがちがですが、ハンドルポジションによって漕ぎ方が変わってきますし、プッシュアップやエルボーダウン(腹筋)など筋トレ要素のある動きも多数出てきます。

適当にペダルを回すのではなく、めちゃくちゃ微細に身体をコントロールしながら漕ぐので、実は動作は見た目以上に難しかったりします。b-monsterほどの自由度はありませんが、実はFEELCYCLEも漕ぎ方を工夫することで、強度を変化させることが可能なんですよね。

b-monsterは1つ1つの動作の中に意識したいポイントが沢山あって、動作のバリエーションも非常に多彩です。

ジャブを1発打つだけでも、足のスタンス・上半身のフォーム・手の位置や角度・重心の位置など、意識したい点が大量に存在する感じ。

1発ちゃんと打つのも難しいですが、それが複数パンチの組み合わせになってくると、さらに難易度は跳ね上がります。

ただし、いずれもレッスン前に動作解説があったり、無料体験会などで動作レクチャーをしてもらえたりするんで、そこまでビビる必要はありません。

自転車やボクシング未経験でも大丈夫です。

動作の種類

比較表_動作の種類

単純に動作の種類だけを比較すれば、FEELCYCLEの方が少なく、b-monsterの方が多いです。

FEELCYCLEはバイクに乗りながら行う動作が前提となるので、できる動作はある程度限られてきます(それでも結構なバリエーションがありますが)。

一方、b-monsterにはサーキットパート(筋トレ・HIIT)とシャドー・サンドバッグパート(パンチ)があるので、その分出てくる動きも多彩です。

b-monsterの方は用語まとめのページを作っているので、どんな動きがあるのかはこちらのページを参照してみてください。

そのうちFEELCYCLEの用語まとめも作成予定です。

動作の自由度

比較表_動作の自由度

動作の自由度は、FEELCYCLEには無く、b-monsterにはあります。

FEELCYCLEは基本的に、最初から最後までインストラクターさんの指示通りに動くことになります。勝手に違う動作をすることは許可されていません。

対してb-monsterは、レッスン中にフリーパート(好きな動きをしてOKな時間)があります

フィーモン
フィーモン

細かく言うと、フリーラッシュやフリージャンプ、フリーバーピーなど、フリータイムにもいくつか種類がある。

フリーパートでは(危ない行為以外なら)何をやってもOKで、苦手な動きを練習するも良し、本気のラッシュで追い込んで体力の限界に挑戦するも良し。

また、フリーパート以外の通常パートでも動作は多少カスタマイズして良いことになっていて、膝が痛ければ浅めのスクワットにする、強度を高めたければジャンプをハイジャンプに変えるなど、自分の体調やレベル感に合わせて動きを調整できる自由度があります

雰囲気

比較表_雰囲気

スタジオやレッスンの雰囲気ですが、FEELCYCLEは「明るく爽やか」、b-monsterは「ダークでカッコいい」といった感じです。

ただ、これはスタジオやインストラクターさんによって若干変わってきますので、あくまで全体的な傾向ということで捉えてください。

雰囲気作りという観点では、FEELCYCLEはどの店舗も一定で、雰囲気が平準化されているように見えます。おそらく、マニュアルや育成の仕組みがある程度しっかりしているんでしょうね。

店舗毎に大きな差がなく、どこへ行っても一定同じような明るく爽やかな雰囲気。みんなキラッキラの笑顔で接してくれます。

一方、b-monsterの場合は店舗や人によって雰囲気が全然違います

爽やかな笑顔で接してくれる人も居れば、職人気質の無骨な人もいるって感じ。店舗自体もそれぞれ違ったテーマで作られていて、スタジオのイメージも店舗毎に全然違います。

フロントのスタッフさんも、「お気をつけてお帰りくださいませー!(ニコニコ)」とFEELCYCLE並みに丁寧な挨拶してくれる人もいれば、ずっと作業をしていて人が通ったことにも気づかない視野が狭い人もいます(僕はどっちでも構いませんが)。

どの店舗も平準化されたFEELCYCLE個性際立つb-monster。どっちが好きかは好みの問題でしょう。

指導スタイル

比較表_指導スタイル

レッスン中の指導スタイルですが、FEELCYCLEは励まし系の声掛けが中心です。

「自分のペースで、無理しないでね〜」というのが基本スタンスで、レッスン中は「iPhone know, You can do this!!」「Nice!!!」など、励ましながらいい感じに乗せてくれる感じ。

たまに多少の煽りが入ることもありますが、基本的にはみんなが笑顔になれるような、フェスに来たかのような一体感が感じられる指導です。

一方b-monsterは、完全にパフォーマー次第で、パフォーマーによって指導スタイルが全く違います

もの凄く丁寧で「ワォ!ナイスパンチ!」と褒め&励ましが中心のパフォーマーもいれば、ストイックで「遅いぞ!足上げろぉぉ!」とキツめに煽りまくるパフォーマーもいる感じ。

全体的な傾向としては、「自分の限界に挑戦せよ!」という限界突破志向が基本スタンスになっていることが多いです。

パフォーマーの個性による違いが大きい分、自分の好みに合ったパフォーマー(推し)を見つけることができれば、がっつりハマってしまう魅力があります

接客スタイル

比較表_接客スタイル

FEELCYCLEはフレンドリーで気さくな感じの接客スタイルです。

わりと積極的にコミュニケーションを取ってくる感じで、入館・退館時はもちろん、ベンチに座ってスタジオの開場を待っている時も普通に話しかけてきたりします。

1人1人のことをしっかりと覚えていて、色々気にかけてくれる感じですね。

ただし、FEELCYCLEの場合はプロテインやウェアなど物販の売り込みもガンガンあるんで要注意です。

憧れのインストラクターさんに「これオススメですよ!」とか言われると、つい買いたくなっちゃいますから、断るのが苦手な人には辛いかもしれませんね(笑)

b-monsterは、スタッフさんもパフォーマーさんも、基本的に向こうから話しかけて来ることはありません。物販系の売り込みも皆無。

例によってこれも個人差が大きいんですが、話したきゃこっちから話しかけにいくというスタイルが基本となります(もちろん、こちらから話しかければみんな丁寧に答えてくれる)。

b-monsterはFEELCYCLEほど小慣れた親しみやすさは感じられないんですが、会話が苦手な人は逆にこっちの方が心地よく感じるかもしれません。

FEELCYCLE・b-monsterの使い分け方

FEELCYCLEとb-monster

僕の個人的な使い分け方もご紹介しておきましょう。

僕は現在、週2を目安にFEELCYCLE、週3を目安にb-monsterに通っております。

通う曜日は決めていませんが、イメージとしてはこんな感じ。

<1週間スケジュールイメージ>
・月:筋トレ
・火:FEELCYCLE
・水:FEELCYCLE
・木:b-monster
・金:休み
・土:b-monster
・日:b-monster

僕が意識しているのはトレーニングの多様性で、特定の部位だけ鍛えることにならないよう、1週間で全身を鍛えられるように意識してプログラムを選んでいます。

色んな動きに対して神経系を順応させて、複雑な動きも効率よくできるような、機能的な身体作りを目指しているんですよね。

ですから、動作の種類が多いb-monsterの方を多く入れるイメージでスケジュールを組んでいます。

「じゃあb-monsterだけで良いじゃないか」と思われるかもしれませんが、自転車とボクシングでは動きが全然違うんで、多様な身体能力を身につけるって意味では両方通う方が良い気がしているんですよ。

あと単純に楽しさの種類が違うんで、両方通う方が毎週楽しくて飽きないってのもあります。

FEELCYCLEはみんなで盛り上がるフェスみたいな楽しさがあるし、b-monsterはひたすら己と向き合える自己鍛錬の楽しさがある

この2つのジムに通っているおかげで、毎週とても楽しいんですよね〜。

トライヤルでめちゃめちゃ安く体験できますから、やったことない人はぜひFEELCYCLEとb-monsterの同時通いを体験してみて欲しいです。

体験するとどちらも全くの別物だってことが分かると思いますし、どっちも楽しくてきっとそのままハマっちゃいますから(笑)

▼この記事を書いた人

暗闇フィットネスのFEELCYCLEとb-monsterにハマる男。好きすぎて専門ブログを立ち上げました。
フィールとビーモンのプログラム解説やポイント、「もっと早く知りたかった!」と思う情報などを発信しています。

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